板金塗装YKB

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久しぶりのシリーズ(?)です。

最近ちょくちょくご老人(車?)をお預かりしておりケアマネージャーしています。

IKEAの国からやって来ましたサーブです。今ではなくなってしまいました。(確か?)

今回は全塗装です。ご高齢の体には大変な作業です!!!
こちら、1967~1979に生産されていたサーブ99。

初めて見ました。最終モデルだとしても40才ちかく!しかしエンジンは快調そのもの!

画像では綺麗に見えますが、やはり所どころにあるハゲ、塗装の割れ、サビなど。そして全体には艶がなくなっています。

劣化によるはがれ

塗膜の浮き

サビ

ここにもはがれ

僕的にはネオクラシックな味があってこの状態も悪くは無いと思うのですがオーナー様の達てのご希望で全面修理となりました。このお車は旧車整備で有名な神名自動車さんで面倒を見てもらっているだけあってエンジンも一発で掛かり普段使いできちゃうんじゃ無いの❓ってくらいです。

 

まずはいつもより入念に打ち合わせをします。ばらしの時に部品を壊してしまうと部品が手に入らない可能性が高いので、どこまでばらすのか、使える部品に何があるのか(このお客様はご自分でサーブの部品を集めてキープしていらっしゃいました!)

そして今回はドアやボンネット、トランク類は外さずに塗ることにしました。

サビやめくれがひどい場合は鉄板部分までだしてしっかりと処理をしないと、せっかく全塗装をして一見きれいになってもまたすぐに塗装の内側からサビが上がってきたり色々とトラブルが発生してきます。
お客様からはわかりにく作業ですが特にアンティークカーを全塗装するには絶対に手の抜けない作業です。

うちでお預かりしてる間にシートは内装屋さんで貼り替えて貰います。

このサーブ開けてビックリ鉄板の状態が非常に良くて酷いサビもそれほどありませんでした。

この時代の車は今みたいな加工技術も無いからでしょうか、各部にハンドメイドの温かみを感じますね。

ドアのガラスの周りのメッキモールはかしめて取り付いていたので外すと曲がってしまうので外さず可能な限り少し浮かせて作業しました。

先ずはボンネットとトランクから塗装

その後、フェンダー。

 ルーフと両側のリヤフェンダー。

その後に画像が有りませんがドアを4枚塗りました。

4回に分けて塗った訳です。

まだ磨きは終わっていませんが以前と比べ艶が断然!違うことがわかると思います!

ここまで来るともう爺さんではありません!

ダンディーです。頰っぺた取った俳優さんみたいです(褒めてます)

完成!年齢のせいであせていた色にも艶がもどりました!

ボンネットの上面の緩やかなラインが気に入ってます。

再現にこだわった所でもあります。 エンジンルーム内の状態が良い所で色合わせをしました。

そこでオリジナルの塗膜肌もイメージして作業しました。

劣化によるはがれも

塗装のめくれも

サビも

巣穴のようなボツボツも

全塗装ということで今回も時間をいただきましたが、お客様にはこの先10年20年とドライブを楽しんでしていただきたいと思います。

スカンジナビアお爺さん 祝!退院

 

 

 


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